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流木「自然と言う名のアーティスト」の力を借りて、流木屋ノームがつくる「ドリフトウッドガーデン」

約30数年ガーデニングを続けながら十数年前、流木という自然そのものの芸術品の素晴らしさに気づきました。

海岸や砂浜に打ち上げられた流木には手の平に乗るような小さなものから30mを超えるものまであります。
谷川から崩れ落ちた大木や島の断崖絶壁から倒れ落ちた木々が流木となって
荒海を航海して流れ着き、海岸に埋もれながらも力強さを保持して自然のアートをつくり出しています。
その姿からは自然の力の大きさと流木が持つ迫力を体で感じます。
人がこの自然と共に生きることの大切さを覚えさせられます。



   

無人島に打ち上げられていた10m、約1tの流木を使いました。
大きな額縁の中に赤い帽子のノームが自然のカンバスに書かれています。




無人島から曳き上げた大型流木でドリフトウッドガーデンをつくるまでのプロセス


1. 海に向けて流木探しに出港します。

2. 小船を使って
無人島の海岸へ上陸します。

3. 10mを超える砂に埋もれた流木です。

4. 沖に停泊した船で
流木を曳き出します。

5. 海へ曳き出した流木を曳航します。

6. 船を港につけて
クレーンでトラックへ積み込みます。

7. 流木屋ノームへ到着しました。

8. ドリフトウッドガーデンの着工です。




この流木が海岸に埋もれるまでの長い年月を想像してみてください。
渡り鳥に運ばれた大樹の実が発芽して、若木から大木に生長し、老木となります。
嵐や洪水など風雨にさらされ耐え切れずに倒れて流木となり
枝は全て折られて何度も岩にぶつかりながら打ち上げられ
砂利に埋もれてこの景観ができます。

今この流木はノームの庭で過ごしています。


流木コーディネート/ガーデンデザイナー 栗原 正芳

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